祈りについて考えたい時

マタイ6 6-13
あなたは祈る時、自分のへやにはいり、戸を閉じて、隠れた所においでになるあなたの父に祈りなさい。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。
また、祈る場合、異邦人のように、くどくどと祈るな。彼らは言葉かずが多ければ、聞きいれられるものと思っている。
だから、彼らのまねをするな。あなたがたの父なる神は、求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである。
だから、あなたがたはこう祈りなさい。
天にいますわれらの父よ、御名(みな)があがめられますように。
御国(みくに)がきますように。
みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。
わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
わたしたちの負債をもおゆるしください。
わたしたちを試みに会わせないで、悪(あ)しき者からお救いください。

 

マタイ18 19-20
まことに、あなたがたにもう一度告げます。もし、あなたがたのうち、ふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。
ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。

 

マルコ11 22-25
11:22
イエスは答えて言われた、「神を信じなさい。
11:23
よく聞いておくがよい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。
11:24
そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。
11:25
また立って祈るとき、だれかに対して、何か恨み事があるならば、ゆるしてやりなさい。そうすれば、天にいますあなたがたの父も、あなたがたのあやまちを、ゆるしてくださるであろう。

 

ヨハネ14 13-14
またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。
あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。

 

ヨハネ16 23-24
16:23 その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与えになります。
16:24 あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。

 

祈りについて考えたい時に、その意味や力、姿勢について教えてくれる聖書の一節をいくつかご紹介します。

 

* **マタイによる福音書 6章6節:**
> あなたは、祈るときには、自分の奥まった部屋に入り、戸を閉めて、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。

 

この箇所は、個人的な祈りの大切さを教えてくれます。人目を気にせず、神とじっくり向き合う時間を持つことの意義を示唆しています。

 

* **マタイによる福音書 7章7-8節:**
> 求めなさい。そうすれば、与えられる。捜しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ、門をたたく者には開かれるからである。

 

このイエスの言葉は、祈りの力強さを教えてくれます。求めること、捜すこと、門をたたくことの重要性を示しています。

 

* **ピリピの信徒への手紙 4章6-7節:**
> 何も思い煩わないで、どんなことでも、感謝を込めて祈りと願いによって神に訴えなさい。そうすれば、人の思いをはるかに超えた神の平和が、あなたがたの心と知性をキリスト・イエスによって守ってくださいます。

 

この箇所は、心配事を祈りによって神に委ねることの大切さと、その結果として得られる神の平安について語っています。

 

* **ヤコブの手紙 5章16節b:**
> 義人の祈りは、その働きにおいて大きな力があります。

 

この箇所は、義人の祈りの持つ力を強調しています。私たちの祈りが、神の御心を動かす力を持つことを示唆しています。

 

これらの聖句は、祈りの様々な側面を教えてくれます。