詩編 46編1-12節
1 【指揮者に合わせて。コラの子の詩。アラモト調。歌。】
2 神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
3 わたしたちは決して恐れない。地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも
4 海の水が騒ぎ、沸き返り、その高ぶるさまに山々が震えるとも。
5 大河とその流れは、神の都に喜びを与える、いと高き神のいます聖所に。
6 神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。
7 すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。神が御声を出されると、地は溶け去る。
8 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。
9 主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。
10 地の果てまで、戦いを断ち/弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
11 「力を捨てよ、知れ/わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」
12 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。
マタイによる福音書
6:24
「だれも二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか,一方に身をささげて他方をさげすむかのどちらかだからだ。あなた方は神と富の両方に仕えることはできない。
6:25
だから,あなた方に告げる。何を食べ,何を飲もうかと自分の命のことで,また何を着ようかと自分の体のことで思い煩ってはいけない。命は食物より,体は衣服より大切ではないか。
6:26
空の鳥たちを見なさい。種をまいたり,刈り入れたり,倉に集め入れたりしない。あなた方の天の父がそれらを養っておられる。あなた方はそれらよりもはるかに価値のあるものではないか。
6:27
「あなた方のうちのだれが,思い煩ったからといって,自分の寿命に一キュビトを加えられるだろうか。
6:28
あなた方はなぜ衣服のことで思い煩うのか。野のユリがどのように育つかをよく考えなさい。労したり,紡いだりしない。
6:29
だが,あなた方に告げるが,栄光を極めたときのソロモンでさえ,それらの一つほどにも装っていなかった。
6:30
では,神が,今日生えていて明日かまどに投げ込まれる野の草にこのように衣服を与えておられるのであれば,あなた方にはなおのこと衣服を与えてくださらないだろうか,信仰の少ない者たちよ。
6:31
「だから,『何を食べようか』,『何を飲もうか』,『何を着ようか』と言って思い煩ってはいけない。
6:32
こうしたものすべては,異邦人たちが追い求めているものだからだ。あなた方の天の父は,あなた方がこうしたものすべてを必要としていることをご存じなのだ。
6:33
むしろ,神の王国と神の義を第一に求めなさい。そうすれば,こうしたものすべてもあなた方に与えられるだろう。
6:34 だから,明日のことで思い煩ってはいけない。明日のことは明日が思い煩うからだ。その日の悪いことだけで十分だ。
心配でたまらない時に読みたい聖書の一節ですね。いくつか心強くしてくれる言葉があります。
* **ピリピの信徒への手紙 4章6-7節:**
> 何も思い煩わないで、どんなことでも、感謝を込めて祈りと願いによって神に訴えなさい。そうすれば、人の思いをはるかに超えた神の平和が、あなたがたの心と知性をキリスト・イエスによって守ってくださいます。
この箇所は、心配事を抱え込まずに、感謝の気持ちをもって神に祈り、願い求めるように勧めています。そうすることで、私たちの理解を超えた神の平安が心を守ってくれると約束されています。
* **ペトロの第一の手紙 5章7節:**
> あなたがたの思い煩いをすべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを care してくださるからです。
ここでは、自分の心配事をすべて神に委ねるようにと語られています。神は私たちのことを気にかけてくださる、という力強いメッセージが込められています。
* **マタイによる福音書 6章34節:**
> だから、明日のことを思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労はその日に十分である。
このイエスの言葉は、先のことをあれこれと心配するのではなく、今日という一日を大切に生きるようにと教えてくれます。
これらの聖句は、あなたが心配な気持ちでいっぱいになった時に、少しでも心の支えになるかもしれません。