マタイ福音書 26-39
39そして少し進んで行き、うつぶしになり、祈って言われた、「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい。」
病気や苦痛の時に、心の支えとなり、慰めと希望を与えてくれる聖書の一節をいくつかご紹介します。以前にも似た質問をいただきましたが、改めていくつか選んでみました。
* **詩編 34編18-19節:**
> 主は心の打ち砕かれた人に近く、霊の砕かれた人を救われる。正しい人には災いが多い。しかし主は、そのすべてから彼を救い出す。
この詩編は、苦しみの中にいる人に主が寄り添い、救ってくださるという希望を与えてくれます。
* **コリントの信徒への第二の手紙 1章3-4節:**
> 恵みに満ちた父、あらゆる慰めの神である、わたしたちの主イエス・キリストの父である神が、ほめたたえられますように。神は、わたしたちのあらゆる苦難のときに慰めてくださいます。こうして、わたしたちは、神から受ける慰めによって、あらゆる苦難の中にいる人々を慰めることができるのです。
この箇所は、神があらゆる苦難の中で私たちを慰めてくださり、その慰めを通して他の苦しむ人々を慰めることができると教えてくれます。
* **ローマの信徒への手紙 8章18節:**
> わたしはこう考えます。今のこの苦しみは、やがてわたしたちに現れる栄光に比べれば、取るに足りないものです。
現在の苦しみは、将来の栄光に比べればわずかなものであるという、希望に満ちた言葉です。
* **ヨハネの福音書 14章27節:**
> わたしは、あなたがたに平和を残し、わたしの平和を与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものではない。あなたがたは心を騒がせるな。おじけるな。
イエス・キリストは、世の状況に左右されない真の平和を与えてくださると約束しています。苦痛の中で、この平安を求めることができます。
これらの聖句が、あなたのつらい状況の中で、少しでも心の支えとなることを願っています。