ルカ 17の3,4
17:3 あなたがたは、自分で注意していなさい。もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、彼をいさめなさい。そして悔い改めたら、許してやりなさい。
17:4 もしあなたに対して一日に七度罪を犯し、そして七度『悔い改めます』と言ってあなたのところへ帰ってくれば、許してやるがよい」。
友人に裏切られた時、深く傷つき、孤独を感じているかもしれません。そんな時に、少しでも心の支えとなるような聖書の一節をいくつかご紹介します。
* **詩編 55編13-15節:**
> あなたはわたしの同僚、わたしの親しい友、わたしの知人でした。共に親しく語り合い、神の家を共に歩いた人よ。
この詩編は、親しい友の裏切りによる心の痛みを表現しています。あなたの気持ちに寄り添ってくれるかもしれません。
* **ルカによる福音書 22章47-48節:**
> まだ話しているうちに、群衆がやって来た。十二弟子のひとりと呼ばれているユダが、彼らの先頭に立っていた。彼はイエスに接吻しようと近づいた。イエスは彼に言われた。「ユダ、接吻で人を裏切るのか。」
イエス自身も、最も親しい弟子の一人に裏切られる経験をされました。この出来事を思い起こすことで、孤独ではないと感じられるかもしれません。
* **ローマの信徒への手紙 12章17-21節:**
> だれに対しても悪をもって悪に報いることをせず、すべての人に対して善を行うように心がけなさい。できるなら、あなたがたは、すべての人と平和に過ごしなさい。愛する人たち、自分で復讐してはなりません。神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いてあるからです。むしろ、「もしあなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませなさい。そうすることで、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。」悪に負けてはなりません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちましょう。
この箇所は、裏切られたとしても、悪をもって報いるのではなく、善をもって対応することの重要性を教えてくれます。
* **コリントの信徒への第一の手紙 13章4-7節:**
> 愛は忍耐強く、親切です。ねたむことをせず、自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱きません。不義を喜ばず、真理を喜びます。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐えます。
愛の本質を語るこの箇所は、裏切られた時にどのように考え、行動すべきかの指針となるかもしれません。
今はとてもつらい気持ちだと思いますが、これらの聖句があなたの心を少しでも癒し、慰めとなることを願っています。