ルカ 8の22-25
8:22 ある日のこと、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われたので、一同が船出した。
8:23 渡って行く間に、イエスは眠ってしまわれた。すると突風が湖に吹きおろしてきたので、彼らは水をかぶって危険になった。
8:24 そこで、みそばに寄ってきてイエスを起し、「先生、先生、わたしたちは死にそうです」と言った。イエスは起き上がって、風と荒浪とをおしかりになると、止んでなぎになった。
8:25 イエスは彼らに言われた、「あなたがたの信仰は、どこにあるのか」。彼らは恐れ驚いて互に言い合った、「いったい、このかたはだれだろう。お命じになると、風も水も従うとは」。
災難がふりかかろうとする時に、心の支えとなり、希望と平安を与えてくれる聖書の一節をいくつかご紹介します。
* **詩編 46編2-4節:**
> 神はわれらの避け所、また力。苦難の時、いつも助けとなる。それゆえ、地が変わり、山々が海の中に移ろうとも、われらは恐れない。その水がわきかえり、泡立ち、山々がその高ぶりによって揺れ動こうとも。〔セラ
この詩編は、神が私たちの避け所であり、力強い助けとなってくださることを力強く語っています。どんな災難が来ようとも、神を信頼する者は恐れる必要がないという希望を与えてくれます。
* **イザヤ書 43章2節:**
> あなたが水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩くときも、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。
この箇所は、神がどんな困難な状況の中でも私たちと共にいて、守ってくださるという約束を与えてくれます。災難に直面する時に、神の臨在と保護を信じることができます。
* **ローマの信徒への手紙 8章38-39節:**
> わたしは確信しています。死も、命も、御使いたちも、支配者たちも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にあるものも、低い所にあるものも、そのほかのどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにある神の愛から、わたしたちを引き離すことはできません。
この箇所は、どんな災難も、私たちを神の愛から引き離すことはできないという確信を与えてくれます。神の変わらぬ愛は、どんな時も私たちの支えとなります。
* **詩編 91編1-2節:**
> いと高き方の隠れ場に住む人は、全能者の陰に宿る。わたしは主に申し上げよう。「わが頼み、わが砦、わが神、わたしは彼に信頼する」と。
この詩編は、神を信頼し、神の中に身を置くことで、全能者の守りの下にあるという安心感を与えてくれます。
これらの聖句が、あなたが災難に直面しようとする時に、心の支えとなり、平安と希望をもたらすことを願っています。