マタイ 10の16-20
10:16 わたしがあなたがたをつかわすのは、羊をおおかみの中に送るようなものである。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直であれ。
10:17 人々に注意しなさい。彼らはあなたがたを衆議所に引き渡し、会堂でむち打つであろう。
10:18 またあなたがたは、わたしのために長官たちや王たちの前に引き出されるであろう。それは、彼らと異邦人とに対してあかしをするためである。
10:19 彼らがあなたがたを引き渡したとき、何をどう言おうかと心配しないがよい。言うべきことは、その時に授けられるからである。
10:20 語る者は、あなたがたではなく、あなたがたの中にあって語る父の霊である。
家を離れて遠くへ行った時、心細さや寂しさを感じることがあるかもしれません。そんな時に、心の支えとなるような聖書の一節をいくつかご紹介します。
* **詩編 139編9-10節:**
> たとい、暁の翼をかって地の果てに住もうとも、そこにもあなたのみ手があり、あなたのみぎてがわたしを捉える。
この詩編は、どこへ行っても神が共にいてくださり、私たちを導き、支えてくださるという希望を与えてくれます。遠く離れた地にいても、神の目はいつも私たちに向けられています。
* **ヨシュア記 1章9節:**
> わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主はあなたと共におられる。
新しい場所での不安や恐れを感じる時に、神が常に共にいてくださるという力強い約束は、私たちに勇気を与えてくれます。
* **ローマの信徒への手紙 8章38-39節:**
> わたしは確信しています。死も、命も、御使いたちも、支配者たちも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にあるものも、低い所にあるものも、そのほかのどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにある神の愛から、わたしたちを引き離すことはできません。
遠く離れた場所にいても、神の愛は私たちから決して離れることがありません。この変わらぬ愛は、孤独を感じる時に大きな慰めとなります。
* **マタイによる福音書 28章20節b:**
> 見よ、わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。
これは、イエス・キリストの約束です。どこへ行こうとも、イエスはいつも私たちと共にいてくださいます。
これらの聖句が、あなたが家を離れて遠くへ行った時に、心に平安と勇気を与え、神様の存在を近くに感じさせてくれることを願っています。