大切な人が癌を告知された時、ご本人だけでなく、周りの方々も大きなショックと不安、そして悲しみに襲われることでしょう。そのような時に読んでいただきたい聖書の一節をいくつかご紹介します。これらの言葉は、神の慰めと力、そして希望を与えてくれるでしょう。
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### 神の変わらぬ愛と存在
**詩篇 23篇4節**
> たとい、わたしは死の陰の谷を歩むことがあっても、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちとあなたの杖とは、わたしを慰めます。
この聖句は、人生の最も暗い時、たとえ「死の陰の谷」を歩むような状況であっても、神が共にいてくださることを力強く語っています。癌という病気に直面した時、私たちは深い孤独を感じるかもしれませんが、この言葉は、神が常にそばにいて、慰め、導いてくださるという希望を与えてくれます。
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### 祈りの力と神の御心
**マタイによる福音書 6章9-10節**
> だから、あなたがたはこう祈りなさい、『天にいますわたしたちの父よ、御名があがめられますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。』
病気の治癒を願うことは自然なことですが、この聖句は、それ以上に「**神の御心**」が地上で行われることを求める祈りの重要性を教えています。この祈りは、私たちが神の最善の計画を信頼し、受け入れる心の準備を促します。神の御心とは、必ずしも病気が癒されることだけを意味するのではなく、その状況の中で神の愛と力が最も完全に現れることを願うことでもあります。
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### 永遠の希望
**ヨハネによる福音書 11章25節**
> イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。」
癌という病気は、死を意識させることがあります。しかし、この聖句は、死が人生の終わりではないという希望を与えてくれます。イエスを信じる者には、肉体の死を超えた**永遠の命**があることを約束しています。この言葉は、病気と闘うご本人と、その周りの人々にとって、大きな慰めと力となるでしょう。
これらの聖句は、つらい現実から目を背けるためではなく、その現実の中で神の愛と力を見出し、希望をもって前向きに歩んでいくための心の支えとなるでしょう。