孤独と恐れに悩むとき

●孤独と恐れに悩むとき●

詩編
27章
11 エホバよ,あなたの道をわたしに教え諭してください。
わたしの敵のゆえに,わたしを廉直の道筋に導いてください。
12 わたしに敵対する者たちの魂にわたしを渡さないでください。
わたしに向かって偽りの証人たちが+,
暴虐を浴びせる者が立ち上がったからです+。
13 もしわたしに,生ける者の地でエホバの善良さを見るという信仰がなかったなら!
14 エホバを待ち望め。勇気を出し,あなたの心を強くせよ。
そうだ,エホバを待ち望め。

 

91:1 いと高き神のもとに身を寄せて隠れ/全能の神の陰に宿る人よ
91:2 主に申し上げよ/「わたしの避けどころ、砦/わたしの神、依り頼む方」と。
91:3 神はあなたを救い出してくださる/仕掛けられた罠から、陥れる言葉から。
91:4 神は羽をもってあなたを覆い/翼の下にかばってくださる。神のまことは大盾、小盾。
91:5 夜、脅かすものをも/昼、飛んで来る矢をも、恐れることはない。
91:6 暗黒の中を行く疫病も/真昼に襲う病魔も
91:7 あなたの傍らに一千の人/あなたの右に一万の人が倒れるときすら/あなたを襲うことはない。
91:8 あなたの目が、それを眺めるのみ。神に逆らう者の受ける報いを見ているのみ。
91:9 あなたは主を避けどころとし/いと高き神を宿るところとした。
91:10 あなたには災難もふりかかることがなく/天幕には疫病も触れることがない。
91:11 主はあなたのために、御使いに命じて/あなたの道のどこにおいても守らせてくださる。
91:12 彼らはあなたをその手にのせて運び/足が石に当たらないように守る。
91:13 あなたは獅子と毒蛇を踏みにじり/獅子の子と大蛇を踏んで行く。
91:14 「彼はわたしを慕う者だから/彼を災いから逃れさせよう。わたしの名を知る者だから、彼を高く上げよう。
91:15 彼がわたしを呼び求めるとき、彼に答え/苦難の襲うとき、彼と共にいて助け/彼に名誉を与えよう。
91:16 生涯、彼を満ち足らせ/わたしの救いを彼に見せよう。」

 

ルカによる福音書
22  そのころのことです。 ある日、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「さあ、湖の向こう岸に渡ろう」と言われました。  23途中、イエスが横になられ、眠っておられると、風が出てきました。 風はだんだん強くなります。 恐ろしい嵐に、舟は水をかぶって、今にも沈みそうです。 もう一刻の猶予もなりません。
24  弟子たちはあわててイエスを揺り起こし、「先生、先生。 舟が沈みそうですっ!」と叫びました。 そこで、イエスはゆっくり起き上がると、「静まれっ!」と嵐に命じられました。 するとどうでしょう。 たちまち風も波もおさまり、何事もなかったかのように静かになりました。
25  イエスはおっしゃいました。 「ああ、あなたがたの信仰はどこにあるのですか。」弟子たちは驚くやら恐ろしいやらで、「なんてお方だろう。 風や波までが言うことを聞くとは!」とささやき合いました。

 

1ペトロの手紙
4章
12 愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、
13 むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。
14 もしキリストの名のために非難を受けるなら、あなたがたは幸いです。なぜなら、栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。
15 あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行う者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
16 しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
17 なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
18 義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
19 ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行うにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。