神が離れてしまったと感じるとき

●神が離れてしまったと感じるとき●

詩編
25:1 【ダビデの詩。】主よ、わたしの魂はあなたを仰ぎ望み
25:2 わたしの神よ、あなたに依り頼みます。どうか、わたしが恥を受けることのないように/敵が誇ることのないようにしてください。
25:3 あなたに望みをおく者はだれも/決して恥を受けることはありません。いたずらに人を欺く者が恥を受けるのです。
25:4 主よ、あなたの道をわたしに示し/あなたに従う道を教えてください。
25:5 あなたのまことにわたしを導いてください。教えてください/あなたはわたしを救ってくださる神。絶えることなくあなたに望みをおいています。
25:6 主よ思い起こしてください/あなたのとこしえの憐れみと慈しみを。
25:7 わたしの若いときの罪と背きは思い起こさず/慈しみ深く、御恵みのために/主よ、わたしを御心に留めてください。
25:8 主は恵み深く正しくいまし/罪人に道を示してくださいます。
25:9 裁きをして貧しい人を導き/主の道を貧しい人に教えてくださいます。
25:10 その契約と定めを守る人にとって/主の道はすべて、慈しみとまこと。
25:11 主よ、あなたの御名のために/罪深いわたしをお赦しください。
25:12 主を畏れる人は誰か。主はその人に選ぶべき道を示されるであろう。
25:13 その人は恵みに満たされて宿り/子孫は地を継ぐであろう。
25:14 主を畏れる人に/主は契約の奥義を悟らせてくださる。
25:15 わたしはいつも主に目を注いでいます。わたしの足を網から引き出してくださる方に。
25:16 御顔を向けて、わたしを憐れんでください。わたしは貧しく、孤独です。
25:17 悩む心を解き放ち/痛みからわたしを引き出してください。
25:18 御覧ください、わたしの貧しさと労苦を。どうかわたしの罪を取り除いてください。
25:19 御覧ください、敵は増えて行くばかりです。わたしを憎み、不法を仕掛けます。
25:20 御もとに身を寄せます。わたしの魂を守り、わたしを助け出し/恥を受けることのないようにしてください。
25:21 あなたに望みをおき、無垢でまっすぐなら/そのことがわたしを守ってくれるでしょう。
25:22 神よ、イスラエルを/すべての苦難から贖ってください。

 

125:1
主に信頼する者は、動かされることなくて、とこしえにあるシオンの山のようである。
125:2
山々がエルサレムを囲んでいるように、主は今からとこしえにその民を囲まれる。
125:3
これは悪しき者のつえが正しい者の所領にとどまることなく、正しい者がその手を不義に伸べることのないためである。
125:4
主よ、善良な人と、心の正しい人とに、さいわいを施してください。
125:5
しかし転じて自分の曲った道に入る者を主は、悪を行う者と共に去らせられる。イスラエルの上に平安があるように。

 

138:1
主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います。
138:2
わたしはあなたの聖なる宮にむかって伏し拝み、あなたのいつくしみと、まこととのゆえに、み名に感謝します。あなたはそのみ名と、み言葉をすべてのものにまさって高くされたからです。
138:3
あなたはわたしが呼ばわった日にわたしに答え、わが魂の力を増し加えられました。
138:4
主よ、地のすべての王はあなたに感謝するでしょう。彼らはあなたの口のもろもろの言葉を聞いたからです。
138:5
彼らは主のもろもろの道について歌うでしょう。主の栄光は大きいからです。
138:6
主は高くいらせられるが低い者をかえりみられる。しかし高ぶる者を遠くから知られる。
138:7
たといわたしが悩みのなかを歩いても、あなたはわたしを生かし、み手を伸ばしてわが敵の怒りを防ぎ、あなたの右の手はわたしを救われます。
138:8
主はわたしのために、みこころをなしとげられる。主よ、あなたのいつくしみはとこしえに絶えることはありません。あなたのみ手のわざを捨てないでください。